自民党の新しい総裁に選出された岸田文雄氏は新型コロナ対策について「すべてをかけて必死に取り組む」と強調し、そのうえで年内に数十兆円規模の経済対策を打ち出すと表明しました。

 自民党・岸田文雄新総裁:「コロナ対策、これからもすべてをかけて必死に取り組んでいかなければなりません。年内に数十兆円規模の経済対策を策定することによって多くの国民の皆様にともに協力して頂けるこうした雰囲気を作っていきたい」

 また、岸田氏は国民の声を聞きながら政策を進めると述べ、「丁寧で寛容な政治を行い、国民の一体感を取り戻していく」と訴えました。

 会見後には自民党本部の総裁室に入り、「総裁の椅子」に腰を下ろしました。

 自民党・岸田文雄新総裁:「(Q.座り心地はいかがですか?)まだ何ですか。実感として湧きませんが、でも、やっぱり責任の重さみたいなものは感じます」

 岸田氏は早速、自民党の役員人事に着手していて、周辺に対して正式決定は来月1日以降となる見通しを伝えたということです。
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