態度を決めかねていた“あの人”が、口を開きました。

 自民党(二階派会長)・二階俊博幹事長:「(Q.幹事長は誰を支持するか決めているのか)まだ、決めておりません」

 決選投票にもつれ込んだ場合、派閥として、まとまった対応を取るのかと問われると・・・。

 自民党(二階派会長)・二階俊博幹事長:「対応したくない人は、(派閥を)出て行ってもらうより、しょうがないね。そうでしょう。ちょっと愚問じゃないかな。こういうプロの世界では」

 このように述べ、派閥として結束すべきとの考えを示しました。

 時事通信によりますと、派閥内では誰を推すのか意見が分かれているため、戸惑っている若手議員もいるということです。

 二階派・若手議員(時事通信から):「会長の意向を忖度(そんたく)しろということなのか」

 二階派に所属する議員は47人で、党内の第4派閥。決選投票になれば、国会議員票が勝敗を大きく左右するだけに、動向が注目されています。

 二階幹事長は、派閥一体で行動するのが当然としていましたが、28日午後になって行われた派閥の会合では・・・。

 自民党(二階派会長代行)・河村建夫元官房長官:「それぞれ皆さん、立場でね。特別なご縁がある方とかがいて、すでにその態勢のなかで頑張っておられますから。そういうものを尊重しようということですね」

 決選投票となった場合も、1回目同様、自主投票とすることを確認しました。そのうえで、「迷った場合は、二階幹事長や幹部に相談してもらいたい」と述べました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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