ヴェネチアの吸血鬼, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=4150128 / CC BY SA 3.0

#ドクター・フーのエピソード
#ヴェネツィアを舞台とした作品
#吸血鬼を題材としたテレビドラマ
#雨を題材とした作品
「ヴェネチアの吸血鬼」(ヴェネチアのきゅうけつき、原題: “The Vampires of Venice”)は、イギリスのSFドラマ『ドクター・フー』の第5シリーズ第6話。
2010年5月8日に BBC One で初放送され、脚本は以前「同窓会」を執筆したトビー・ウィットハウス、監督は今回初めて『ドクター・フー』を監督したジョニー・キャンベルが担当した。
コンパニオンのエイミー・ポンド(演:カレン・ギラン)がタイムトラベラーの異星人11代目ドクター(演:マット・スミス)にキスをした前話「肉体と石」の終わりに続き、ドクターはエイミーの婚約者ローリー・ウィリアムズ(演:アーサー・ダーヴィル)をタイムマシンターディスに乗せ、西暦1580年のヴェネチアへ2人を新婚旅行に連れて行く。
3人は生徒が吸血鬼であるらしい女学校に興味を持ち、実際には偽装した難民エイリアンであることを暴く。
彼らはヴェネチアを彼らに適した新たな棲み処に改造する計画を企てていた。
本作はウィットハウスが執筆する予定であった別の脚本を置き換えたもので、番組への良い導入になるロマンチックなエピソードとしてデザインされた。
ウィットハウスはヴェネチアを舞台に選び、設定に適すると感じた彼はすぐに吸血鬼をプロットに加えた。
撮影は2009年後半にクロアチアのトロギルで行われ、古い村でヴェネチアが表現された。
イギリスでの視聴者数は768万人、Appreciation Index は86を記録した。
批評家からのレビューは複雑であった。
コメディや製作デザインおよびゲスト出演者のヘレン・マックロリーとアレックス・プライスの演技が称賛されたが、プロットの要素は最近の他の数エピソードと幾分似ているとされた。
脚本家のトビー・ウィットハウスは元々ある種の迷宮を舞台とした違うエピソードを執筆する予定であったが、後にそのアイディアが第5シリーズの他のエピソードにあまりにも似通っているとエグゼクティブ・プロデューサーのスティーヴン・モファットとピアーズ・ウェンガーが考えて別の話を執筆するように依頼し、吸血鬼とヴェネチアのアイディアが生み出された。
なお、ウィッハウスの当初のアイディアは第6シリーズ「閉ざされたホテル」に先延ばしされた。
彼は『ドクター・フー』への良い導入となる、リブートエピソードの類として働く、壮大で勇敢かつロマンチックなエピソードを執筆するように依頼された。
ウィットハウスは舞台に関してロマンチックな場所であれば世界のどこでも良い と指示され、彼が世界で最も気に入っている場所の1つであるヴェネチアを選んだ。
吸血鬼の発案者は定かではないもののおそらくウィットハウス本人であり、彼はヴェネチアのゴシックで上品かつ秘密主義的な雰囲気が吸血鬼に合うと考えた。
ウィットハウスは本作の執筆が良い経験だったと述べ、『ドクター・フー』で脚本を書くことはとても喜ばしいことであると振り返った。
彼は当時ドラマ『ビーイング・ヒューマン』のエグゼクティブ・プロデューサーでもあったため、エピソードを執筆するだけで良いことと、製作の他の要素を気にしなくて良いことを喜んだ。
ヴェネチアが水上都市であるというアイデンティティを活かすことを求めたウィットハウスは、沈みゆくヴェネチアというメインの筋書きを成立させた。
また、ヴェネチアの特徴として歴史の中で常に敵と戦っていたことが挙げられるが、今回では本作の敵が最悪の敵であったことになった。
冒頭のシーンではイザベラが入学して身に危険が迫る様が詳細に描写されたが、これはウィットハウス曰く罠に嵌る犠牲者を描いた古典的な『ドクター・フー』である。
当該シーンの最後のイザベラの悲鳴は元々はタイトルシークエンスに入れられる予定であったが、監督ジョニー・キャンベルは次の2つのシーンが互いに上手く作用しないソフトな終わり方になっていると考えた。
結果として、タイトルシークエンスはドクターがローリーの参加している男性だらけのパーティを台無しにするシーンの後に移されることとなった。
ウィットハウスは当該シーンを面白いシーンと述べ、ユニークなタイトルの始まり方だと表現した。
また、ウィットハウスはドクターがどれほど人々を危険に陥れるかを強調したいと考え、これは劇中でローリーに指摘されている。
彼は時間をかけてコンパニオンが危険に向かって走っていくドクターと同じメンタリティになると信じて…

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