日仏友好160年である今年、7月から来年2月までパリを中心としたフランスの各地で開催中の日本文化の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」。
9月19日~25日には、パリ市立劇場エスパス・カルダンにて野村万作・萬斎・裕基の親子三代が共演する「三番叟」と「月見座頭」がパリの観客の前で披露された。舞台の構成と美術は、日本を代表する現代美術作家の杉本博司が担当した。
「三番叟」の見所は、野村万作・萬斎・裕基が日替わりで挑む三人三様の舞い
祖父・父・息子、それぞれの意気込み
野村万作・萬斎・裕基はパリで「三番叟」を演じるにあたり、このように語っている。
裕基: 祖父と父に負けないように、若々しくやりました!
萬斎: 87歳、52歳、18歳という駆け出し・しおれかけ(笑)・別の境地に行ったもの、この三世代で「三番叟」を演じられました。
日本の一つのアイデンティティーとして、同じ職業を一つの家でずっと続けてくことも、とても珍しく思われているようです。3人の三番叟が見たいと、再度別の日に来てくれたお客さんもいたみたいで。ネット上での評判も良かったらしいですし、とても光栄なことだと思っております。
万作:60年以上前に、パリ市立劇場での公演のため、初めて外国にきて、初めて外国で狂言をやりました。それは自分にとっても、狂言にとっても初めての機会でした。
能は当時から文学的な学者がいたので、知られていましたが、狂言は誰にも知られていなかったのです。なので、当時パリでの公演の反応を見て、狂言も海外に受けいれられることを知りました。
三番叟は、狂言だけど、笑いではなく舞踊と演劇要素が強いものです。笑いの狂言だと、お客さんの笑い声で反応がわかるが、今回は拍手でしかわからない。演じる人間としては、力一杯やることだけです。
・・・
継承され続けたことによって、今も我々が見ることのできる野村家の「三番叟」。
世代を超えて、私たちは何を未来に継承できるだろうか?
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