１２歳から１５歳を対象に新型コロナワクチンの接種が始まっているイギリス。保健当局者は「接種を受けなければ、ほとんどの子どもが感染するだろう」と、その効果を強調しています。
英イングランド クリス・ウィッティ主席医務官
「この（１２歳から１５歳の）年齢層は現在最も感染率が高い」
イングランドのウィッティ主席医務官は２２日、議会の委員会で、推定として、これまでに半数近い子どもが新型コロナに感染したと明らかにしたうえで、変異ウイルスのデルタ株の感染力の強さから「ワクチン接種を受けなかった場合ほとんどの子どもが感染することになる」との見解を示しました。
ワクチンに関する独立合同委員会は１２歳から１５歳への接種は推奨しない立場ですが、イングランドなど各地方の主席医務官は教育などへの影響を考えて推奨。今週からこの年齢層への接種が始まっていて、ウィッティ氏は判断は妥当だと強調しています。（23日14:26）
#イギリス #新型コロナワクチン #保健当局者
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