山梨県のキャンプ場で小学生の小倉美咲さんが行方不明になって21日で2年です。母親はネット上の中傷に苦しみながらも情報を求め続けています。
美咲さんの母親・小倉とも子さん:「あしたで2年が経ってしまうんですけど、有力な情報がなくて見つからないので」
2年間、つらく悲しい日々と戦い続けています。
美咲さんの母親・小倉とも子さん:「当初はこんなに長く美咲が戻ってこないことを全く想像していなかった」
おととしの9月21日、山梨県道志村のキャンプ場で小学1年生だった小倉美咲さんが行方不明になりました・・・。
そして、家族の生活は一変したといいます。
美咲さんの母親・小倉とも子さん:「長女(美咲さんの姉)は美咲という名前を聞いたら泣き出してしまう感じだった」
小学生の美咲さんの姉は友達からの「大丈夫?」という声さえつらく、一時、学校に通えなくなりました。
また、家族を苦しめたのがネット上の誹謗(ひぼう)中傷でした。
「母親が犯人だ」。そんな心ない書き込みは、行方不明から数日が経ったころから始まったといいます。
美咲さんの母親・小倉とも子さん:「携帯電話のなかの情報も美咲につながる情報があるかもしれないという思いで開いていたので、見ないということができなかった」
「虐待していた」「募金詐欺だ」など多くの誹謗中傷があったといいます。
そして、攻撃の矛先が美咲さんや美咲さんの姉にまで向くようになったため、母は今年に入り、投稿者を特定するための裁判を7件起こし、8月に初めて情報の開示が認められました。
突如、娘が居なくなって今月21日で2年。母は今も愛娘を探し続けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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