自民党総裁選の投開票まであと10日です。4人の候補者たちは連休中日の19日も精力的に支持を訴えて活動しています。
河野陣営では、石破氏と小泉氏が党員票の獲得に向けて電話作戦を展開しました。
自民党無派閥・小泉環境大臣:「突然で大変申し訳ありませんが、ちょっと石破さんにかわらせて下さい」
自民党石破派・石破元幹事長:「すみません。突然で申し訳ありません」
当の河野氏は。
自民党麻生派・河野行革担当大臣(58):「この背負い方だと中の物がグチャグチャになっちゃう」
様々な業種の人たちの声を聞きたい、19日はウーバーイーツの配達員と意見交換しました。
ウーバーイーツの配達員:「副業禁止を禁止にしてほしい。突然仕事がなくなった場合に選択肢がないじゃないですか」
ウーバーイーツの配達員:「(Q.コロナでメインの仕事に影響がありました?)多少はありました。ウーバーイーツはすごく助かるなあ」
一方、岸田氏はワクチン接種証明書などを活用した新たな観光振興策を打ち出しました。
自民党岸田派・岸田前政調会長(64):「バージョンアップした取り組み。新たな観光振興策『GoTo2.0』という新たな取り組みを我々仲間で議論をして総裁選挙を進めるなかで、観光業界の皆様に聞いて頂き、評価して頂き、そしてぜひ、結果につなげたい。こうした考え方についてもきょう、旅館協会の皆様にもお話を聞かせて頂き、ご指導頂ければと思っています」
コロナ禍で迎えた初めての総裁選、地方への訴えはカメラのレンズ越しです。
自民党岸田派・岸田前政調会長:「地方の党組織との交流、意見交換、意志の疎通をはかるべきであるということで毎月、幹事長会議や政調会長会議をオンラインで行うことができないか」
高市氏は、取材に対し政府が、来年の通常国会に関連法案を提出する方針の「こども庁」創設の時期について含みを持たせました。
自民党無派閥・高市前総務大臣(60):「スピード感というのは断定的には言えませんね。どれくらいの意見が出てくるか、特に与党内で」「(Q.こども庁に合わせて高齢者庁を設置する考えは?)それ言い出したら『女性庁』も作らなきゃいけなかったり、更年期障害の時、つらかったりするでしょ。バラバラ感があって融通が利かないようなものをまとめていくのは大事なこと」
オンライン会議、野田氏はまだ使い慣れていないようです。
菅総理の総裁選への不出馬が後押しになったという野田氏が訴えたのは「挙党一致」。
自民党無派閥・野田幹事長代行(61):「一番の遅れはワクチンなんですけど、それは菅内閣の話ではありません。かつてもありました。麻生総理の時も森総理の時も誰かに責任転嫁して内部崩壊する自民党は、もうごめんだという思いがあったので、せめて私はこの正義を貫きたいと思って」
投開票まで、あと10日。
立憲民主党の枝野代表は、次の衆議院選挙で政権交代が実現した場合は、個別所得補償制度の復活などに取り組む考えを示しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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