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今年5月に電撃結婚を発表した星野源(40)と新垣結衣(33)夫妻の結婚後の初共演は大晦日のNHK紅白歌合戦になりそうだ。NHK側が水面下でそれぞれと出演交渉をしている情報を筆者はキャッチした。
来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演する新垣は、主人公・北条義時(小栗旬)の初恋の女性で、後に源頼朝(大泉洋)の最初の妻になる八重役を演じる。新垣が紅白に出演することになれば、映画「恋空」(共演は故・三浦春馬さん)のヒットで出演した2007年、さらに“恋ダンス”が社会現象にもなった「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)の16年に続く3度目となる。
結婚直後から星野と新垣の紅白共演が囁かれていた。しかし、「公の場で私生活をさらけ出したくない」「2人で同じステージの上には立ちたくない」「新婚生活には触れてほしくない」といった新垣の当然ともいえる意向で実現は不可能だろうとみられていた。
そんな2人の共演に関して取材を進めると、NHK関係者から意外なリアクションが返ってきた。
「昨年の紅白で星野さんには『うちで踊ろう』をリモートで歌っていただきました。星野さん側とNHKが協議した上で『密は可能な限り避けたい』という結論から決まった演出です。今年も昨年同様にリモートで出演していただけるのなら、新垣さんが尻込みするステージ上でのおふたりの絡みは回避できるのではないかと考えています」
さらに前出の関係者が危惧するのは、「大河ドラマ初出演とはいえ、座長でもない新垣さんがプロモーションに汗を流してくれるのだろうか」というシンプルな疑問だ。主演はあくまで小栗旬(38)であり、新垣はあくまで番手のひとりにすぎない。
「確かに新垣さんは主演ではありません。ただし小栗さんの初恋の相手役を演じ大泉さんの妻役というドラマの核となるパートを演じます。さらに八重は源頼朝の後妻・政子役を演じる小池栄子さんと壮絶な修羅場を演じる悲劇のヒロインとして描かれています。脚本の三谷幸喜氏も“クレオパトラのようなイメージで……”とスタッフには漏らしているようです。新垣さんは“陰の主役”と言い換えても間違いではありません」
気になるのはそんな新垣のNHK紅白本番での演出だ。別のテレビ関係者に改めて話を聞いた。
「新垣さんを出演させるならゲスト審査員が最も自然です。審査員なら司会者が定期的に質問を振ることができますからね。“大河&朝ドラ枠”なら『青天を衝け』の吉沢亮さんか小栗さんの可能性もありますが、新垣さんの線も完全には捨て切れません」。
この先いくらでも変更される余地があるが、「青天――」の吉沢亮(27)と山崎育三郎(35)、「鎌倉殿――」の小栗と大泉洋(48)が絡んで、大河ドラマのエール交換のような企画が準備されるとも聞く。審査員で登場しなくても、このコーナーに新垣が出る可能性も残されている。新垣としても、星野と気心が知れた小栗や大泉の仕切りならば、安心してプロモーションに参加できるだろう。大泉あたりがうまく誘えば、そこで新垣から何らかのリップサービスがあるかもしれない。短時間でもリモート版の“プチ・新婚さんいらっしゃい”みたいな形にできれば、紅白歌合戦の視聴率は間違いなく跳ね上がるだろう。
果たして新垣が3度目となる審査員席に座るのか、それとも大河のプロモーションコーナーで、大泉に私生活を突っ込まれたりするのか……。
早くも大晦日の夜が楽しみになってきた。
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