中国とロシアが主導する枠組み「上海協力機構」に、イランが正式加盟するための手続きが開始されることになりました。
上海協力機構は中国やロシア、中央アジア各国など８か国からなる枠組みで、１７日、首脳会議を開きました。会議では、オブザーバーだったイランの正式加盟に向けた手続きを開始することで一致しました。
イランは８月、反米保守強硬派のライシ師が大統領に就任していて、ロシアのプーチン大統領が「イランの加盟は機構の国際的権威をさらに高めるだろう」と歓迎するなど、上海協力機構はアメリカに対抗する枠組みとしてさらに存在感を増すことになりそうです。
また会議では、中国の習近平国家主席がアフガニスタン情勢について「困難な状況を生み出した元凶として、一部の国はアフガニスタンの将来の発展に相応の責任を負うべきだ」とアメリカを非難しました。（18日11:00）
#上海協力機構 #イラン正式加盟 #プーチン大統領
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