アメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席は、2月以来となる電話会談を行いました。

 ホワイトハウスによりますと、バイデン大統領は習近平主席に対し、インド太平洋の平和と安定などを重視するアメリカの立場を強調し、また、競争を紛争に発展させないための両国の責任について議論したということです。ロイター通信は会談は90分間行われたと報じています。

 一方、中国外務省によりますと、習主席は「アメリカの対中政策が両国の関係に深刻な困難をもたらした」と指摘。ただ、「互いの核心的関心事を尊重すれば気候変動問題や新型コロナ対策などで協力を促進することができる」などと、今後の協力の可能性にも触れたということです。

 10月のG20サミットに合わせ、初の対面での会談が可能となるのか、注目されています。(10日17:13)

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