イギリス王室を離脱したヘンリー王子夫妻が「王室で差別的な扱いを受けていた」と明かした発言が波紋を広げています。ロンドン支局・大平一郎支局長に聞きます。

(Q.メーガン妃に対して厳しい声もあるようですが、なぜなのでしょうか)
今回のインタビューは、メーガン妃が主導して受けたとみられているからだそうです。そして、新型コロナウイルスの感染拡大で多くの人が苦しんでいる最中、さらには、エリザベス女王の夫・99歳のフィリップ殿下が心臓病の手術で入院中というタイミングでもあったからです。また、ロイヤルファミリーの特権をどこまで認めるのかという議論もあります。世代を超えて、王室が使うお金に関しては、シビアな目線が注がれてきました。今回、2人が「警備をつけてもらえなかった」と主張していることに関しては、2人が勝手に王室を離脱してカナダやアメリカに移住したわけだから、「自分たちで警備をつければいい」という意見が多く聞かれます。

(Q.エリザベス女王が声明を出しましたが、王室はこの問題に危機感を持っているのですか)
王室が存続に関わる大きな問題だと捉えていると思います。現在、犯人捜しのような状況が続いていますが、もし、将来、王位・王妃になる人が、これに関わっているとすれば、王位継承にも影響が出てしまうわけです。エリザベス女王が「家族で、この問題を話し合っていく」という声明を出したということは、誰が話したかということに関しては明らかにしないという意思表明でもあると思います。若い世代の王室離れが進んでいるなか、今回の問題は王室にとっては、20年以上前、ダイアナ妃が事故死した以来の最大の危機といえるかもしれません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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