乗れる確率はまさにホールインワン並みの都内に7台しかない幸運のタクシー。出会うコツがあるそうです。

 コロナ禍に“幸せ探し”をする人が増えています。

 日本交通株式会社・野村貴史さん:「こちらが“幸運のタクシー”になります」

 幸運のタクシーは一見、何の変哲もありませんが、実は行燈(あんどん)の色がポイント。他の車両と違って桜色です。

 日本交通株式会社広報・野村貴史さん:「日本交通グループは(都内に)5000台のタクシーがあって、そのなかの7台が桜色の行灯を付けています」

 “幸運のタクシー”と呼ばれるゆえんは、出会う確率。

 日本交通株式会社広報・野村貴史さん:「東京都内には約4万台のタクシーがあるので、宝くじに当たる確率、ゴルフでホールインワンを取る確率」

 滅多に出会えない幸運のタクシーには、とっておきのサービスが・・・。

 乗務員・川崎直人さん(50):「ご乗車ありがとうございます」

 すると・・・。

 乗務員・川崎直人さん:「こちらの車に乗って頂いた方には記念乗車証をお渡ししていまして」

 幸運のタクシーに乗った証明書をプレゼント。さらに、桜色の行燈を眺めながら乗ることができるのです。

 皆に親しみを持ってもらおうと、2012年から導入された幸運のタクシー。

 7月から2台増えたことで、出会う確率がちょっぴり上がりました。

 虎ノ門→深川・利用客:「良かったです。少しでも明るいことがありますように。そう思いました」

 子どもからこんな手紙が届いたことも・・・

 女の子:「私は初めて日本交通のピンクをみました。とてもうれしいです」

 見るだけでも人を幸せにする幸運のタクシー。

 通行人:「乗ってみたくなっちゃいました」「気になる」

 “幸運のタクシー”を指定して呼ぶことはできません。では、出会うコツはあるのでしょうか。

 日本交通株式会社広報・野村貴史さん:「タクシーはビジネス人の利用が多いので、都内の中心部に集まる事が多い。千代田区、中央区、港区、そのエリアかなと」

 あなたも幸せを呼ぶ桜色の行燈を探してみてはいかがでしょうか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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