おかずはウィンナーだけなのに大ヒット。今、話題の200円“神弁当”。その誕生秘話に迫りました。
あまりにも大胆な発想が話題となっているローソンストア100の「ウインナー弁当」。
ローソンストア100住吉駅前店・鈴木洋一店長(51):「弁当部門で1番ですね。よく売れております」
6月に発売されて以来、約16万個を売り上げた大ヒット弁当です。
購入客:「すごく安いので魅力的かなと思います」「安いじゃん、おいしいし、助かっています」
先月末には関東から全国進出し、さらに人気が拡大。今や“神弁当”ともうたわれるウインナー弁当。
考案したのは冷蔵庫にウィンナーを欠かしたことがないという林弘昭さん(42)。名付けて“ウインナー部長”。
ローソンストア100統括部長・林弘昭さん:「非常においしいんだけれども、メインになれない可哀想なヤツ。なんとか表舞台に出してあげたい」
その実現に、なんと10年以上も説得を続けたといいます。
ローソンストア100統括部長・林弘昭さん:「こういうお弁当を作れないかという打診をしていた。その当時の開発担当者からは『これは売れないだろう』という反応でした」
それでもウインナー部長は諦めずに何度もトライ。
しかし、ことごとく却下・・・。
ローソンストア100統括部長・林弘昭さん:「面倒くさかったと思いますよ。ハハハ」
転機は6年前。関西に転勤になった時に訪れました。
ローソンストア100統括部長・林弘昭さん:「近畿限定発売までこぎ付けた」
なんと、近畿エリアの商品開発担当者がゴーサインを出したのです。
ところが・・・。
ローソンストア100統括部長・林弘昭さん:「また関東に戻ってくることになってしまって、販売することができなくなった、頓挫しちゃったという状況」
その後も提案し続けること60回以上。そして、ついに・・・。
ローソンストア100統括部長・林弘昭さん:「(今年)3月くらいに商品化できそうだという話が来ました」
苦節10年、ウインナー弁当が商品化されることになったのです。
ゴーサインを出したのは、なんと関東エリアに着任した“あの商品開発担当者”でした。
ローソンストア100統括部長・林弘昭さん:「諦めずにやれば実現できる。チャレンジを忘れない。諦めたらそこで終わりなんで」
ウインナー部長には次なる野望が・・・。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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