ワクチンの大規模接種センターに新たな動きがありました。

 兵庫県尼崎市で発覚したある教師の問題行動。恐れていた事態が起きました。

 尼崎市の会見:「これは、許される行為では全くありません」

 ことの発端は先月25日、市立小学校の教師の新型コロナウイルス「陽性」が判明しました。ところが、その教師は学校に報告せず、30日の始業式に出席、担任するクラスで授業も行いました。

 その後、接触のあった児童や教職員、合わせて38人が検査を受けることになったのですが・・・。

 今月3日、感染経路は分かっていませんが、この教師の授業を受けた児童2人の感染が判明したのです。小学校は、6日まで臨時休校します。

 雨のなか、4日も多くの人が訪れていました。目立つのは、若者の姿です。自衛隊が運営するワクチンの大規模接種センター。18歳から39歳までの「優先枠」を設けることが決まり、東京会場では3日から予約の受け付けが始まりました。

 4日朝から、その若者への優先接種が行われています。

 「優先枠」を利用(20代):「最近、20代でも重症の人が多かったので、不安はありました」「(Q.早く打ちたかった?)副反応が怖いというのはあるんですけど“てんびんにかけて”という感じで」

 大阪会場でも「若者優先枠」の運用を来週にも開始する予定です。

 一方、海外では新たな見解が・・・。

 米国立アレルギー感染症研究所・ファウチ所長:「3回の接種でワクチン接種が完了となっても、驚くことではない」

 アメリカの新型コロナ対策の責任者は、日本でも接種が進むファイザーとモデルナのワクチンを念頭に、感染を防ぐには2回でなく「3回の接種が標準となる可能性が高い」との認識を明らかにしました。

 日本では現在、高齢者の9割近く、全体でみると5割近くが2回目のワクチン接種を終えている状況です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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