アフガニスタンで医療活動を続ける「国境なき医師団」がイスラム主義勢力「タリバン」の統治で国際的な支援が滞り、医療体制に影響を与える可能性があると懸念を示しました。

 国際NGO(非政府組織)「国境なき医師団」はアフガニスタンの5カ所でタリバンによる実権掌握前から外国人スタッフ約50人、現地人のスタッフ約2000人が医療活動などの人道支援を続けています。

 タリバンによる制圧後の混乱で一部の民間診療所が資金不足などで機能せず、医師団が受け入れる患者が急増したということです。

 現地の活動責任者はタリバンの統治で海外からの支援が止まれば、アフガニスタン国内の医療体制が大きな影響を受ける可能性があると懸念を示しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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