自民党総裁選へ立候補を表明した岸田前政調会長。30日午後に麻生財務大臣、安倍前総理大臣と相次いで面会しました。何が話し合われたのでしょうか。
岸田前政調会長:「しっかりかみ締めて頑張りますので、よろしくお願いします」
自民党・猪口邦子参院議員:「勇気、情熱、明るさ!」
岸田前政調会長:「勇気、情熱、明るさ、はい!」
自民党総裁選へ向けて先週、立候補を表明した岸田前政調会長。30日、麻生財務大臣や安倍前総理と面会するなど党内を回りました。
党内で大きな影響力を持つ二階幹事長にも先週、出馬報告をしていますが、立候補の会見では5年以上、幹事長に就く二階幹事長を暗に批判したとも捉えられる発言をしています。
岸田前政調会長:「総裁を除く党役員につきましては1期1年、連続3期までとすることによって権力の集中と惰性を防いでいきたいと思います」
二階幹事長:「今ここへ来て急に、誰だって?岸田が言ったからそうしなきゃいかんってそんなことはない。それはそれとして、自民党は発言自由だからね」
総裁選には岸田前政調会長以外にも菅総理大臣が再選への意欲を示すほか、下村政調会長や高市前総務大臣が立候補に向けた動きを見せていましたが・・・。
下村政調会長:「総裁選挙に出馬しながら菅総理の指示に従って党の政調会長として仕事をすることは整合性が問われることでもあります」
下村政調会長は午前中に菅総理と会談。新型コロナウイルスの感染拡大に対応する経済対策などを念頭に政権への協力を要請され、今回の出馬を断念しました。
そんななか、なかなか煮え切らないのが石破元幹事長。
石破元幹事長:「白紙です。全くの白紙」
自身の立候補は未定としたうえで、早期に臨時国会を開き、新型コロナウイルスへの対応を進めるべきと強調しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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