都内でパラリンピックの関連イベントが無観客で行われました。存続の危機にある伝統太鼓のメンバーも奮闘。その舞台裏に迫りました。

 28日、東京・品川区の運河で開催された「水上フェスティバル」。日本の文化と芸術を世界に発信するイベントとして、東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会が共催。

 無観客のなか、インターネットでライブ配信されました。

 躍動感あふれる和太鼓。東京・品川区の伝統芸能「大井権現太鼓」です。メンバーは70代から小学生までのアマチュアですが、この大舞台にかける思いは人一倍です。

 それぞれが仕事や学業をしながら、これまで練習に取り組んできました。しかし、長引くコロナ禍で十分な時間は取れませんでした。

 今回、初めて晴れ舞台に挑む子もいます。子どもたちの多くは2年ぶりの公演です。

 小学6年:「緊張しています。間違えないように・・・」

 中学1年:「インターネットを通じて日本の文化を伝えられるのはうれしい」

 年間20回以上あった公演は2回ほどに激減。伝統芸能の存続も危うくなっています。

 大井権現太鼓保存会・山田倉之会長:「今回、こんな状況だから、『棄権しても良い』という話もあった。辞めちゃったら(伝統太鼓が)なくなっちゃう、コロナで。辞めるのは簡単だから。君たちが一生懸命、練習してきて会がある。人前に出て演奏しないと誰も分かってくれない。今までやってきたことを存分に出してほしい。楽しんでほしい」

 まずは、子どもたちが「祝い太鼓」を披露。続いて大人たちが演じるのはコロナの疫病退散を願った「天狗太鼓」。その由来は江戸時代、天狗がおはらいをして、疫病がぴたりと止まったという言い伝えから。

 ダイナミックに演じ、世界に向けてアピールしました。

 中学1年:「結構、緊張していたけど、楽しかったという思いが強い」

 大井権現太鼓保存会・山田倉之会長:「演奏は今度いつあるか分からない。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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