子どもから親への家庭内感染でしょうか。保育園で感染したという5歳の男の子、その後、30代の母親の陽性も確認されました。若い世代に感染が広がる中、ワクチン接種が急がれます。

▽午前7時半に300人・・・渋谷“若者ワクチン接種”
(佐々木一真アナウンサー)
「抽選券の配布終了まであと10分ほどとなりました。会場周辺かなり混雑してきています。ご覧のように100人近くが行列をつくっている状況です。」
27日から始まった“予約なし”でワクチン接種ができる渋谷の会場。初日は先着順というということで、早朝から若者が殺到、午前7時半には300人ほどが並び、4時間以上前倒しで受付を終了する事態に・・・。
そこで、小池都知事は・・・
「早朝からこうやって皆さんが並ぶことがないように抽選による受け付けの仕組みを検討している」
急遽、抽選に変わりましたが、前日28日は、2000人以上の若者が集まり、行列を作らないようにしましたが、結局、1357人が駆け付けました。
会場周辺には、いたるところに抽選結果を待つ人の姿が・・・。そして午前11時30分―
(前日も抽選をした20代 大学生)「23と24があるんですけど、22はなかったですね、また明日かな・・・」
前日も来たという大学生からは、疑問の声が・・・
(埼玉県在住 Aさん)「地方自治体のワクチンの予約もすぐに埋まってしまうのと、あと大手町(大規模接種)の方もほんとにすぐに埋まってしまって・・・」
午前8時前、ワクチン接種のために渋谷へ・・・
(係員)「ワクチン接種の受け付けは終了いたしました」
(Aさん)「終了してますって言ってますね・・・」
(Aさん)「枠が増えることってありますか?」
(係員)「枠が増える予定は今のところないですね」
Aさんは、都内の会社に勤めていて、家族にうつすことを心配しています。
(Aさん)「基礎疾患がある父やちょっと年齢が高い母に(コロナを)うつしてしまって悪化してしまうという事があったら、自分が感染源になってしまうというのは一番心配をしていて、若い人たち(自粛で)我慢してください、ワクチンを打ってくださいって言うだけではなくて、具体的な案とか策を練って欲しいなと思います」
29日、東京の新規感染者は、3081人。10代以下は、576人と、全体のおよそ2割を占めています。

▽17歳高校生“部活でクラスター”
夜間や休日に自宅療養者の往診をする「ファストドクター」では、これまでほとんどなかった10代以下の依頼が増えているといいます。
辛そうに咳をしながら診察を受けるのは、まだワクチンを打てていない17歳の高校生。24日にPCR検査で陽性が判明し、自宅療養していましたが、熱は下がらず、咳もひどくなってきたといいます。
(ファストドクター 上柳圭一医師)「深呼吸 繰り返しておいてください」
「このあたりが、ちょっとそこでパチパチとする音が息を吸うときに聞こえるので。肺炎のなりかけとかはあるかもしれないですね。」
肺炎の初期症状が出ていました。
(父親)「学校でクラスターが起きてしまったので。それで(コロナを)もらってきてしまった。」
(父親)「学校の先生も含めて7人出ています。」
夏休み中の部活動で、7人の感染者が出たといいます。
ワクチン接種済みの両親は、今のところ症状は出ていませんが、これから検査を受けるといいます。
(医師)「早めに見つかって幸いだったところがあるんですけども、今後重症化してしまったり、入院が必要になることもあります。」
17歳の高校生は“中等症”と判断され、入院することになりました。
そして、29日未明、依頼を受け、現場に着いてみると・・・
布団の上に横たわっているのは、5歳の男の子です。
(母親)「だんだん“ぜこぜこ”しだして、呼吸が苦しいような感じ。酸素濃度を測ったりしても93%くらい」
医師が改めて血中酸素飽和度を測ったところ・・・やはり93%と低い値でした。
聴診器で胸の音を聞くと・・・
(ファストドクター 名倉義人医師)「胸の音あまりよくないですね。ちょっと雑音入りますね」
保育園に通う男の子は10日前に、コロナ陽性が判明。その後の検査で母親も陽性となり、子どもから親への“家庭内感染”が起きていました。
(医師)「息が楽になるね。吸入のお薬。」
気管支を広げる薬を吸引。酸素飽和度は、一旦97%まで回復しましたが・・・
(医師)「数時間でだんだん(薬効が)切れてきちゃいますので。これはちょっと入院で経過見た方がいいだろうと思いますので。」
子どもは症状を伝えることが難しく、気づかない内に、悪化していることもあるといいます。
(医師)「やはりお子さんですと、さらに急激に酸素濃度が低下してしまうと体に重篤な後遺症が残る可能性がありますので、早い段階での入院加療が望ましいかなと」
しかしまだ、入院先は決まっていません。
(ファストドクター 菊池亮代表医師)「(依頼の)20%ないくらいの方が、20歳未満の患者さんが占めているような状態です。母数が増えてくると、中には重症化する方も一定数出てくる可能性はありますので、引き続き注意が必要になってくると思います。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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