アメリカ軍は、アフガニスタンのカブール空港で起きた自爆テロに関与したとする過激派組織「イスラム国」の地域組織の計画立案者を無人機で攻撃し、殺害したと発表しました。
アメリカ中央軍の報道官は２７日、アフガニスタン東部で「イスラム国」の地域組織の計画立案者を無人機で攻撃し、殺害したと発表しました。アフガニスタンでは２６日、自爆テロが起きアメリカ軍の兵士１３人ら少なくとも９２人が死亡、「イスラム国」の地域組織が犯行声明を出していて、これに対する報復とみられています。アメリカ中央軍は、民間人への被害は出ていないとしています。
アメリカのバイデン政権は、カブールで別のテロが起きる可能性があり「今後の数日間が最も危険な期間になる」との認識を示していて、アメリカのＦＯＸニュースは、殺害された人物が今後の攻撃を計画していたとみられると伝えています。
こうしたなか日本政府はきのう、５７歳の日本人女性や日本政府に関係する仕事に従事してきたアフガニスタン人らをパキスタンに退避させました。この女性以外の数人の日本人は残留を強く希望したということです。現地には、出国を希望する日本大使館の現地スタッフらがまだ残されています。（28日12:30）
#米軍 #アフガン #無人機
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