アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長が量的緩和の縮小について「年内に開始するのが適当だろう」と述べ、金融緩和策を転換する方針を示しました。

 パウエル議長:「7月の連邦公開市場委員会の時、私と参加者のほとんどの考えとして、もし経済が見込み通り広範囲に成長すれば、量的緩和縮小は年内に開始するのが適切だろう、というものだった」

 FRBのパウエル議長は27日、経済の見通しに関する講演で、現在、行われている金融緩和策のうち資産購入の縮小について、今年中に始めるのが適当だろうと発言しました。

 一方で、「資産購入の縮小と利上げは直接リンクしない」とも述べ、急激な金融引き締めを行うのではないかという懸念に配慮しました。

 また、パンデミックで見通しにくい状況もあり、量的緩和の開始の時期について具体的な言及は避けました。
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