東京・渋谷にきょうから若者たちを対象にした予約のいらないワクチン接種会場が開設されます。会場には定員を超える多くの人が並び、早くも受け付けを締め切りました。会場前からの報告です。
JR渋谷駅からほど近い、渋谷区立勤労福祉会館前です。接種は正午から始まりますが、最も早い人で午前1時から並んでいる人の姿もありました。
一時、反対側の公園通りのほうにも行列が続き、午前7時半には用意していた接種人数の300人に達したため、東京都は急きょ、整理券を配り、受け付けを締め切りました。
接種を受けに来た人(30代)
Q.何時ごろ来られたんですか?
「午前1時くらいですかね。一刻も早く打ちたかったんで」
接種を受けに来た人(30代)
「9時前に行けばいいかなと思ってきたら、甘かったです」
この会場での接種期間はきょうから10月8日までで、対象年齢は16歳から39歳。接種券と身分証が必要ですが、予約はいりません。
都内では新規感染者数のおよそ7割を30代以下の若年層が占めていて、子どもから親に感染する家庭内でのクラスターも相次いでいます。こうした現状に対応するため設置された若い人への接種会場ですが、接種を受けられなかった人が現場で抗議する様子も見られました。
都の担当者は「若い人がどれくらい集まるか想定できなかった」としていて、都の見通しの甘さが露呈したかたちです。
小池百合子東京都知事
「もうすっかり長蛇の列で。もう全ての方にワクチンを希望されている方に(接種)できるように、いろんな工夫もさらに重ねたいと思います」
東京都は接種希望者が殺到したことを受け、あすからは抽選方式で接種が受けられる人を決めて公平性を保ちたいとしています。(27日11:40)

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