東京都で新型コロナウイルスの感染者のうち子どもの割合が3週連続で増えていることが分かり、専門家は新学期の学校での感染拡大を警戒しています。

 東京都は26日、新たに4704人の感染が確認され、重症者は276人になったと発表しました。

 都庁では26日、感染状況を分析する会議が開かれ、感染者のうち10代以下の子どもの割合が増えているというデータが示されました。

 3週間前は12.1%でしたが、そこから13.1%、14.3%、15.8%と週を追うごとに増えています。

 専門家は夏休み明けの学校で感染が拡大する懸念を示し、校内の感染対策の重要性を訴えました。

 そのうえで「社会全体で『子どもの命を守る』という意識の啓発が必要だ」と話しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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