東京・港区で、看護師や薬剤師ら3人が、無断でモデルナ製ワクチンを使って、3回目の接種を行っていたことが分かりました。

■他の医療従事者から情報提供で発覚

 港区民用のモデルナ製ワクチンを無断接種したのは、男性看護師2人と女性薬剤師1人。ファイザー製ワクチンで、2回の接種を終えていた3人にとっては、3回目のワクチン接種です。

 男性看護師2人は今月15日の業務終了後、別の男性看護師に、女性薬剤師は18日の業務終了後、女性看護師にワクチンを打ってもらっていました。

 港区によりますと、他の医療従事者からの情報提供で、無断接種が発覚したということです。

 医療従事者用ファイザー製ワクチンの優先接種からは、4カ月ほどが経過しています。

 また、アメリカ医療機関から「発症予防効果」「重症化予防」とも、モデルナの方がファイザーよりもデルタ株に有効という研究結果も発表されています。

■港区「法令違反等の可能性を調査」

 なぜ、無断接種を行ったのか。区のヒアリングに対する3人の回答は・・・。

 無断接種をした3人:「イスラエルなど諸外国では、3回目の接種が始まっている国もあって、大した問題はないだろうと思い、打ってしまった」

 しかし、港区の集団接種状況は、1回目を終えた人は5割(50.1%)、2回目を終えた人は3割(34.4%)といった状況で、ワクチンは十分に行き渡っていません。

 港区:「まだ区民で打っていない人もいるなかで、今回のようなことが起きて非常に遺憾。法令違反等の可能性を調査し、厳正に対応して参ります」

 3人と、ワクチンの打ち手となった看護師2人を含めた5人は、港区の集団接種会場の業務を25日から外されています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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