東京・新宿区や文京区の一部地域でガスが使えない状態になっている問題で、復旧が難航している原因はガス管をひくエリアの地形にありそうです。
ガスが止まっている住民:「(Q.何もらった?)ご飯と焼きそば」「ありがたいです。東京ガスも頑張ってくれて・・・」
住民は火を使わない非常食を食べ、無料開放された銭湯に通っています。
そのすぐそばでは、夜通し復旧作業が続いていました。
そもそも、ガスが止まった理由はガス管自体に問題があった可能性以外にこんな要因も・・・。
経済部・延増惇記者:「一つ考えられているのがサンドブラスト現象という可能性が指摘されています。どういう現象かと言いますと、ガス管の近くにある水道管が何らかの原因で破裂。飛び出した水が土砂を巻き込んでガス管に圧力を加えます。土砂がガス管を摩耗して、ガス管に穴を空けたという現象」
東京ガスは当初、24日の復旧を見込んでいましたが、まだ作業は続いています。時間がかかっている理由はその地形。
経済部・延増惇記者:「ガス管をひいているエリアがフラットな地形。ガス管に傾斜がありますと、局所的に水が集まりますのでそこから水を抜けば簡単に復旧作業ができると。今回の、ガス管をひいているエリアはフラットな地形のため、水を抜く作業が広範囲に及ぶことが時間のかかる最大の要因なんですね」
東西1000メートルに広がる大工事となったことで、時間がかかっているといいます。
25日に住民が受け取っていたのは、カセットコンロです。
カセットコンロを借りに来た住民:「ずっとカップラーメンばっかりだった。少し安心しました」
東京ガスは26日の復旧を目指し、作業を続けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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