東京・新宿区や文京区の一部地域で21日からガスが使えない状態が続いています。お風呂に入れず、水のシャワーでやり過ごす人もいるなど、生活に大きな支障が出ています。

 真夏にガスが使えなくなり、もう3日目です。

 新宿区と文京区、合わせて6000戸以上でガスが使えない状況が現在も続いています。

 中華汀・江崎祐弥店主:「土曜の夜から『つかない、つかない』。予約もあったんですが、ただ謝るしかなくて」

 23日はガスを使わず低温調理器でバンバンジーなどを作り、テイクアウトに対応しています。

 真夏にガスが使えないと一番困るのが、お風呂です。ガスが使えなくなっているという男性のお宅へ伺うと、コンロが使えないため食事はコンビニエンスストアで済ませ、シャワーは冷たい水のまま使っているそうです。

 当然、近所の銭湯は・・・。

 近所の住民:「だいぶ混んでいて、順番待ちになっていた」

 東京ガスによりますと、何らかの原因でガス管に穴が開き、水や土砂がガス管の中に詰まってしまったといいます。

 さらに、損傷したガス管のすぐ近くの水道管で漏水していたことも分かりました。

 東京都水道局によりますと、水道管とガス管は並行して埋められていて、40センチから50センチ離れているといいます。

 漏水でガス管を傷付けたかどうかについては調査しないと分からないと話しています。

 東京ガスは24日の完全復旧を目指して作業を続けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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