京都府の由良川で、大雨洪水警報が出されるなか、子ども連れのグループが、バーベキューをする様子が、監視カメラに映っていました。

■増水する川で“迷惑バーベキュー”ゴミも放置

 京都府福知山市を流れる由良川は“暴れ川“と呼ばれ、ここ10年で何度も氾濫しています。

 今月14日も、付近では大雨洪水警報が発表され、災害への警戒が強まっていました。

 ところがこの日、由良川に設置された監視カメラには、子ども連れでバーベキューを楽しむグループの姿がありました。

 監視カメラの映像を見ていた人:「こんな大雨のなかで、由良川ってこれまで何回もあふれて大変なことになっているところなのに、よくバーベキューができるなあという、本当に非常識だなという思いがあった」

 避難するよう注意を受けたものの、引き上げたのはその3時間後。しかも、ごみは、その場に放置されていました。

 管理事務所は、不法投棄として警察に相談するとしています。

■高知では“堤防ブロックはがし”バーべキュー

 一方、高知県の物部川では、放置されたバーベキューの残骸から、とんでもない問題行為が明らかになりました。

 バーベキューの台座に使ったと思われるこのブロック。なんと、水害から住宅地を守るために設置された堤防からはがしたものだったのです。

 管理事務所では、各地で水害が多発するなか、災害につながるようなことは絶対やめるよう呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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