22日に投開票された横浜市長選挙は、菅総理大臣が支援した候補が敗北しました。自民党総裁選や衆議院選挙が迫るなか、厳しい政権運営を迫られるのは必至です。

 (政治部・原慎太郎記者報告)
 菅総理は敗北を「謙虚に受け止めたい」とする一方、総裁選に出馬する考えに変わりはないと強調しました。

 菅総理大臣:「時期が来れば出馬させて頂くのは当然だという趣旨の話をさせて頂きました。その考え方に変わりはありません」

 菅総理はコロナの感染状況を見極めたうえで、自らの手で解散する方針を変えていません。

 ただ、自民党内では「菅総理の下では戦えない」という声が高まっています。

 来月に予定されている総裁選には、複数の議員が出馬を模索しています。態度を鮮明にしていない岸田前政調会長も党内から期待する声が高まれば、出馬に踏み切る可能性があります。

 一方、野党は今回の共闘に手応えを感じていて、衆院選でも共闘して勝利につなげたい考えです。

 立憲民主党・安住国対委員長:「野党の結束は大きな固まりになれば地滑り的勝利を起こすと立証できた」

 仮に「菅おろし」をしてもコロナの厳しい状況が続くことに変わりはなく、感染収束に向けて結果を出していくことが政府・与党には問われています。
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