東京都で22日、新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は、4392人と先週日曜日より97人増え、6日連続で4000人を超えました。重症者は271人、8人の死亡も確認されています。このほか、これまでに発表されている感染者数は千葉で1246人、また三重と奈良で過去最多となっています。重症者は午前0時時点で1891人と前の日より3人増え、10日連続で過去最多を更新しました。
宮城県ではワクチンの供給が少なくなり、一時中止されていた接種が再開されました。
仙台市健康福祉局・横野幸一郎次長:「これまで若い方にお待ち頂いていたが、ワクチン接種が一つの大きな武器になるので、ぜひ積極的に接種を進めて頂きたい」
感染拡大を防ぐにはワクチンの接種に加え、人の流れを抑えることが有効ですが、1つ気になるデータがあります。携帯電話の位置情報を利用したデータでは、21日午後3時台の人出は東京・銀座で5.8%の増加。渋谷センター街、新宿でも増加傾向にあることが分かりました。東京都では緊急事態宣言下にありながら、人の流れを抑制できているとは言い難い状況です。
全国規模での感染拡大の影響はこんなところにも。
実は今、保育施設の休園が急増しています。今月5日時点の全国の保育施設の休園数は108カ所。第4波の約2倍にもなります。
小学1年と3歳の母親:「きのう、職員の方がコロナの陽性反応があった。連絡があったが、実はもう3回目。預かって頂けるのがありがたいので、普通に通わせている」
厚生労働省によりますと、11日から17日の1週間で10歳未満の新規感染者は7441人。子どもは家庭内での感染が多いと言われていますが、専門家はクラスター発生の可能性を指摘します。
東邦大学感染制御学・小林寅てつ教授:「デルタ株の感染力が強いことが10歳未満の子どもにも感染が広がっている要因。(子どもは)マスクを外してしまうとか、どうしても感染対策が弱くなってしまう。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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