名古屋の入管施設に収容されていたスリランカ人の女性が死亡した問題で、女性の遺族らが求めている死亡前の監視カメラ映像の全面開示について、上川法務大臣は「現実的でない」と否定的な考えを示しました。
名古屋入管に収容されていたスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんは、今年3月、入管施設内で体調を崩し、死亡しました。出入国在留管理庁はウィシュマさんの収容時の様子について、監視カメラに記録されていた2週間分の映像をおよそ2時間に編集し、遺族に開示しましたが、遺族らは2週間分、全ての映像を開示するよう求めています。
上川陽子 法相
「ビデオにつきまして、2週間分にわたりまして全てをご覧頂くということについては、現実的ではないということでございまして」
上川大臣は20日の記者会見で、「ビデオ映像の開示は保安上の問題があるなか、あくまで遺族感情への配慮で一部を開示したもの」だとし、映像の全面開示をしない方針を示しました。
一方、女性の死亡を受け、組織の改革に向けた迅速な取り組みが必要だとして、出入国管理部長をトップとし、総勢20人でつくる「改革推進プロジェクトチーム」を入管庁内に設置することを明らかにしました。(20日19:34)
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