東京パラリンピックを前に、都内の各地で聖火のもととなる火を集める「採火」が行われました。夜には全国で集められた火と一つにまとめられ、「聖火」が誕生します。
「採火」は20日、62ある都内すべての区市町村で行われました。
調布市の深大寺では、午前9時ごろから特別に護摩祈願が行われ、この炎から火が採られました。
豊島区では小学生の親子が摩擦を利用して火を起こす計画でした。
しかし、緊急事態宣言の影響で取りやめ、地元の中高生や区長らが代わりに火を起こしました。
江東区では、区民から事前に集めたパラリンピックや共生社会に関するメッセージを山にし、これを燃やして火を採りました。
島しょ部の大島町では、「御神火」と呼ぶ三原山の火山の溶岩から火を採りました。
火は直接運ぶことができないため、職員が撮影した動画をメールで送信しました。
各地で「採火」された火は都庁の前の会場でこのあと一つにされ、夜にはさらに全国などから集められた火とも合わせられ「聖火」となります。
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