千葉県柏市で17日、自宅で療養中だった30代の妊婦が出血したものの、受け入れ先の病院が見つからず、自宅で出産した赤ちゃんが死亡していたことがわかりました。詳しい経緯をみていきます。

妊娠29週の30代の女性は、一人暮らしだったということです。今月11日に新型コロナウイルス“陽性”と判明。症状としては、軽症で発熱、咳、呼吸が苦しいなどありました。3日後には、血中の酸素飽和度が“中等症相当”になってしまったため、その翌日から入院調整が進められていました。

そして、17日午前9時、女性は保健所の健康観察で「腹部の張り」訴え、産科のかかりつけ医を通じて入院調整に動きますが調整はできませんでした。保健所も2カ所の医療機関へ受け入れ依頼をしますが、こちらも受け入れはできませんでした。

17日午後4時20分、女性は保健所に「周期的な腹部の痛み、出血もある、陣痛ではないか」と連絡。保健所は、再び、医療機関へ受け入れの依頼をしますが、またも受け入れ不可となってしまいます。

午後5時20分、女性は保健所に「自宅で出産した」と連絡を入れます。保健所は、医療機関へ受け入れ依頼しますが、それでも受け入れ不可となりました。そして、救急隊が到着したとき赤ちゃんは心配停止の状態。搬送先の病院で赤ちゃんは死亡します。

これを受け、千葉県の熊谷知事は「産科の医療機関などと連携を行い、どのようなサポートができるか検討していく」としています。
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