新型コロナ感染拡大で、入院したくてもできない人や、自宅で療養せざるを得ない人たちが増え続けています。

その不安を解消しようと、医療現場では、患者に寄り添う『訪問診療』や、『品川モデル』と呼ばれる新たなオンライン診療の取り組みが始まっています。

神奈川県鎌倉市では、医師会が主体となって看護師や医師らが連携し、自宅療養者への往診などを行っています。

メンバーの一人、湘南おおふなクリニックの長谷川太郎院長は、感染が急拡大した7月中旬以降、約80件の診察をオンラインで行ってきたといいます。

湘南おおふなクリニック・長谷川太郎院長:「治す力は、皆さん自身の免疫力。それをサポートするための療養の環境を整えてあげる。コロナの正しい情報をきちんと話をして、対応していくのが実は大切で、僕たちの仕事なのかなと思う。訪問診療とか往診がまず必要かどうかを判断する。(体調によっては)お電話で十分。色んな診察のツールの一つにオンライン診療がある」

たった一人、自宅で未知のコロナと戦う患者にとって、医師や看護師の存在が大きな支えになることがあります。

60代の軽症患者:「『遠慮しないでね』って、毎回言ってくださるのがすごく心強くて、最後の命綱はちゃんとつながってる安心感はかなりありました」

限られた医療資源のなかで、自宅療養者をどう守るのか。

東京都の医師会は『品川モデル』を参考に、オンライン診療で活路を見出そうとしています。

品川モデルは、オンライン診療を使った新しい仕組みで、品川区の医師らが連携し、先月から本格運用が始まりました。

仕組みはまず、患者は、保健所から『オンライン診療のURL』をもらいます。

症状に不安を感じたら、スマートフォンなどでアクセスして名前や症状を入力すると、オンライン上で診察待ちの状態になります。

そして、通常の診療の時間が空いた医師が“仮想待合室”にいる患者を診察します。

病院を紹介する保健所と、医者に診てもらいたい患者。それぞれの負担を軽減することが可能になります。

東京都医師会・尾崎治夫会長:「待機者と自宅療養者で3万2000人くらいになっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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