イスラム主義勢力『タリバン』が全権を掌握したアフガニスタン。撤退を決めたアメリカ軍が集まる空港の外では、カブールからの脱出を試みる市民に向け、催涙弾が発砲されました。
空港に集まった市民:「(Q.空港には入ろうとしたか)タリバンが入れてくれなかった。『ここにいろ』と。『アメリカかイギリスのパスポートか永住ビザがないと入れない』と。私たちはアメリカに協力した。次は彼らが助ける番」

この訴えに、バイデン大統領は、ABCテレビの独占インタビューで、こう述べました。
バイデン大統領:「(Q.アメリカ国民や地元の協力者が国外退避できていなくても軍は31日に撤退するの)アメリカ国民と協力者の国外退避に全力を尽くす。アメリカ国民が残っていれば、全員退避させるまでアメリカ軍は留まる」

そのアメリカを後ろ盾にアフガニスタンの大統領として政権を率いていたガニ氏。いち早く自身が脱出したことについて、こう釈明しています。
ガニ元大統領:「(包囲されて)スリッパを靴に履き替える間もなく追い出された。今は流血と混乱を止めるためにUAEにいるが、ずっととどまっているつもりはない」

タリバン政権樹立の準備は、着々と進んでいます。カルザイ元大統領ら国内の有力者との交渉も始まり、「権力を独占するつもりはない」と強調しますが、幹部からは、こんな本音も出ます。
タリバン幹部・ハシミ氏:「政治体制ははっきりしている。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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