千葉県柏市で17日、自宅療養中の30代の女性が出産。病院に搬送されましたが、赤ちゃんの命は助かりませんでした。

 19日に会見した柏市。15日からコロナの治療のため、入院先を探していたといいます。

 柏市の会見:「保健所と県とで調整をして、受け入れ先が見つからなかった」「(Q.何個の病院に打診し見つからなかったのか、調べることはできないのか?)そこまでは・・・申し訳ありません」

 しかし、入院先が見つからないまま、17日、女性は出産の兆候が表れ、改めて受け入れ先を探していましたが、見つからないまま午後5時15分ごろ、出産。その時は、赤ちゃんの息はあったということですが、救急隊が到着すると。

 柏市の会見:「救急隊は、現場に着いてお母さんに話を聞いたなかで、同時に新生児の観察。その時点では(赤ちゃんの)心臓も止まっている、呼吸もしていない状態だった」

 陽性となった妊婦の受け入れの現状について、川崎市の聖マリアンナ医科大学病院の長谷川医師は。

 聖マリアンナ医科大学・産婦人科学産科、長谷川潤一教授:「うちでもコロナ陽性の妊婦さんが入れるところは、1室しかございませんので、うまく回すとは言っても、なかなか急に重なってしまった場合は(今回のようなケースは)あり得る話」

 3つある分娩(ぶんべん)室のうち、1つを陽性患者用に改装し、対応しています。

 陽性になった妊婦は原則入院ですが・・・。妊娠中にコロナに感染した都内の女性に話を聞きました。今月9日に夫が感染した後、自分と1歳の子どもも発熱。入院はおろか、保健所との緊密なやり取りも少なかったといいます。

 都内の女性(妊娠7週):「13日発熱続く(38.9度)。1歳児も発熱。熱・だるさが強くて、育児と家事に限界感じる」

 保健所から、夫の濃厚接触者だと判断されたのは、熱が下がった後でした。感染との関連は分かりませんが、17日、女性は流産。女性は、相談できる場所もなく「入院できる病院がない現実が、とても怖かった」と話しています。

 また、長谷川医師は特に注意が必要なのは、妊娠末期。重症化のリスクは高くなると指摘しています。

 聖マリアンナ医科大学・産婦人科学産科、長谷川潤一教授:「酸素飽和度が低下するということは、子宮・胎盤にいく酸素飽和度も低下します。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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