台湾の蔡英文総統はイスラム主義勢力「タリバン」との関係構築を進める中国に対し、「私たちは価値観を持たない人々に頼ることはない」と牽制(けんせい)しました。

 台湾・蔡英文総統:「自分では何もしないで、他国の保護に頼るという選択肢はありません。価値観を持たず、台湾への武力行使を放棄しない人々の一時的な善意に頼ることは、私たちにとってさらにあり得ないです」

 台湾の蔡英文総統は18日、自らが主席を務める民進党の定例会議でアフガニスタン情勢について触れ、「台湾にとっての唯一の選択肢はより強く、より団結することだ」と話しました。

 さらに、台湾当局に圧力を強める中国政府を厳しく批判し、「価値観を共有するパートナーと協力する」と日本やアメリカとの関係を強化する考えを示しました。
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