視覚障害者が1人でランニングするための技術の研究が進められています。

 グーグルは17日、スマートフォンとヘッドホンを使って、視覚障害者のランナーをガイドする研究開発プロジェクトを発表しました。

 画像認識技術を使用して地面に引かれた色の付いた線を見分けてその線がランナーからずれているかどうかを瞬時に判断し、ヘッドホンを通じて音声シグナルを送る仕組みです。

 伴走者と一緒に走るのが一般的ですが、この技術を使うと1人でランニングすることが可能だということです。

 今年の5月には日本で、全盲のランナーが1人で10キロを走りきることに成功しました。

 グーグルは今後、技術の精度を上げるためテストに協力してもらえるランナーを募集していくということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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