新型コロナの感染が再び拡大しているアメリカ・テキサス州の最高裁判所がマスクの義務化を禁止する州政府の行政命令を支持する裁定を下しました。
南部テキサス州では、保守層が多く住む地域で、新型コロナワクチンの接種率が低く、感染者が急増しています。
ところが、先月に共和党のアボット州知事は、マスクを着けるかどうかは個人の自由だとして義務化を禁じる行政命令を出しました。
これを受け、一部の自治体は新学期を前に学校でのマスクの義務化が必要だと訴え、地方裁判所は行政命令の差し止めを認めていました。
しかし、その後、州政府から上訴を受けた最高裁が15日に自治体側の訴えを退け、マスクの義務化を禁じる州政府の立場を支持する裁定を下しました。
アボット州知事は、「マスクの着用を禁じてはおらず、着けたい人は着用できる」とコメントしています。
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