アフガニスタンからの撤退をきっかけに混乱を招いたとして批判が高まるなか、バイデン大統領は会見でアフガニスタンからの撤退の正当性を改めて訴えました。

 バイデン大統領:「アフガン政府指導者たちは祖国を捨てて逃亡し、アフガン国軍は時には戦うことすらせず崩壊していった。アフガン国軍自身が戦おうとしない戦いでアメリカ人兵士が死ぬことも戦うこともするべきではないし、できない」

 そのうえで「これは我々の国益でもないし、アメリカ国民が求めているものではない」と述べ、アフガニスタンからの撤退の正当性を改めて訴えました。

 反政府武装勢力「タリバン」の急速な進攻を予測できず、混乱を招いたとの批判については「確かに我々の予想以上に速く事態が展開した」と認める一方で、「まだ希望があるとして早期の国外退避を拒否した人も多かった」と釈明しました。

 アフガニスタンからの撤退に伴う混乱については野党の共和党だけでなく身内の民主党からも批判の声が出ていて、バイデン大統領は急きょ、静養先のキャンプデービッドからホワイトハウスに戻って釈明の会見を行う形となりました。
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