記録的な大雨となっている西日本と東日本の各地では土砂災害などの被害が相次いでいます。周辺の川が氾濫した佐賀県大町町の上空から報告です。
(巽孝之記者報告)
雨は全く降っておらず、青空がのぞいています。
2年前の浸水被害よりも広い範囲に水が広がり、現在も80センチ程度の深さがあるようです。
くねくねと曲がっている六角川は川の勾配がとても緩く、水の流れが遅いのが特徴です。このため支流からの水が増水した六角川に流れ込めずに広い範囲で水があふれて内水氾濫がまた起きました。
2年前にも今回と同じように周囲が冠水して孤立状態になった順天堂病院は現在、1階の床上浸水は引いたそうですが、職員や患者らは2階以上に垂直避難して大事はなく、食料品や水、医薬品などは備蓄でしのいでいるということです。
今回の豪雨、佐賀県のまとめでは少なくとも245軒で床上・床下浸水の被害が出ています。
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