大雨特別警報が出ている佐賀県では県中部を流れる六角川が氾濫し、大規模な浸水被害が出ています。武雄市から報告です。

 (松下由依アナウンサー報告)
 武雄市甘久は現在、ポツポツと雨が絶え間なく降り続いています。

 ここは普段、一面畑や田んぼが広がっているのですが、今は濁った川の水に覆われています。そして長崎街道は冠水のため通行止めとなっています。

 武雄市の情報によりますと、14日午前7時ごろに一級河川の六角川が氾濫しました。武雄市の橘町を中心に浸水被害は今も拡大しているとみられ、約1500世帯が被害に遭っているとみられています。現在のところ、けが人の情報はありません。

 気象台の観測点がある隣の嬉野市では11日の降り始めから14日午前11時までの雨量が佐賀県内8カ所の観測点のうち最も多い956.5ミリを記録しています。これはすでに8月の平均値の3倍を超える数字です。

 武雄市では身の安全を確保する必要があり、レベル5の緊急安全確保が出されています。最大限の警戒が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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