12日からの大雨の影響で長崎県雲仙市では崖崩れが起き、4人が巻き込まれて1人が死亡しました。現在も2人の安否が分かっていません。

 (山本光悦記者報告)
 雲仙岳の中腹、標高700メートルの雲仙温泉街の近くの現場です。崖崩れが起きた場所はここから約300メートル先の道路脇の斜面です。規制線が設けられ、これ以上は近付けなくなっています。

 13日午前4時すぎ、宿泊施設「青雲荘」から「崖崩れの土砂が流れ込んでいる。付近の住宅が巻き込まれたようだ」と通報がありました。

 巻き込まれた住宅2軒のうち1軒にいた3人のうち50代女性が心肺停止状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。その夫とみられる60代男性と娘とみられる30代女性の安否が現在も分からず捜索が続いています。

 そのほか、1軒にいた60代男性は崩れた家屋に挟まれて救出活動が続いていましたが、救助されました。意識もある模様です。

 雲仙岳では11日の降り始めからの雨量が観測史上最大の760ミリとなっています。
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