25日、全都道府県を121日間かけて回る聖火リレーがスタートした。
会場を熱い空気に包み込む太鼓と舞のパフォーマンス。
1年延長になった東京オリンピックの開催に向け、25日、聖火リレーがスタートした。
スタートの地は、東日本大震災から10年を迎えた被災地・福島県。
スタート前のセレモニーでは、聖火リレー公式アンバサダーの石原さとみさん、サンドウィッチマンの2人があいさつ。
石原さとみさん「ランナーの方たちだけではなくて、多くの方が目標を持って、明るく前向きに生命力を高めて、生き抜いていってほしいなと心から思います」
サンドウィッチマン・伊達みきおさん「世界中の方に感謝の気持ちを込めて、われわれは被災地を走りたいなと思います」
サンドウィッチマン・富澤たけしさん「きょう森さんはいないんですか?」
サンドウィッチマン・伊達みきおさん「森さんはテレビで見てると思います」
そして、聖火皿に聖火が点火された。
第1走者は、10年前のサッカー女子ワールドカップを制し、被災地に希望を届けた、なでしこジャパンの優勝メンバーたち。
聖火チームの中には、この人の姿もあった。
元なでしこジャパンで、現在タレントとして活躍する丸山桂里奈さん。
“福島への感謝”を込めて走ったという。
元なでしこジャパン・丸山桂里奈さん「走ったあとは、すごく走りやすい芝とアスファルトが続いていたので、わたしの足裏が少し厚くなりました」
そして、聖火をつなぐトーチキス。
第2走者は、原発事故で被災した福島・広野町の高校生、大和田朝斗くん(16)。
大和田朝斗くん「実際に走れてとてもうれしいです。世界に福島の現状と勇気や希望を伝えたいと思います」
福島地方気象台がソメイヨシノの開花を発表した25日、一部で避難指示が続く県内の桜の名所、富岡町の桜並木にも春が訪れた。
その富岡町を走る中、トーチの火が突然消えるハプニングがあった。
駆け付けたスタッフが、ランタンの火を点火し、すぐにリカバリー。
福島・いわき市のリレー区間では、この町ゆかりの映画「フラガール」に出演し、いわき市を第2の故郷と話す、南海キャンディーズのしずちゃんが第1走者として参加した。
南海キャンディーズ・しずちゃんさん「むちゃくちゃ楽しかったです。距離としては短くあっという間だったんですけど、すごくワクワクした時間でした」
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