名古屋市の河村たかし市長が、東京オリンピック・ソフトボール日本代表の後藤希友投手(20)の金メダルをかじった問題。

 10日、愛知県の大村秀章知事は「大変残念な事件、事案。(河村氏には後藤選手に)どういうふうに謝罪されるか、しっかりと対応して、けじめをつけて頂きたい」と話しました。

 また、大村知事は、この金メダルについて、「可能であれば、メダルを再発行してほしい」「前例はないが、関係者と話し合っていきたい」と話しました。

■“パラ行事”欠席へ「自分の意思ではない」

 こうしたなか、名古屋市は、今週末に行われる、東京パラリンピックの聖火行事への河村市長の参加を、見合わせる方向で調整していることが分かりました。

 しかし、共同通信によりますと、河村市長は参加見合わせについて、「自分の意思ではない。世界中の不自由な人を祝福する意味でも、“パラ行事”には出席しないといけないと思う」と話しているといいます。

 また、市の関係者の話では、河村市長は「パラリンピックへの思いが強く、メダルの件は反省し、リセットして行事に出席するつもりだった」ということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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