神奈川県横須賀市で家族と夜釣りに来ていた2歳の女の子が海に転落し、行方不明となっています。夜中の海辺で一体、何があったのでしょうか。
海に潜って捜索する海上保安庁。
「女の子が海に転落し、見失っています」と消防に通報があったのは9日午後11時すぎでした。夜中の海辺で何があったのでしょうか。
警察によりますと、海に転落したのは釣りをする両親とともに訪れていた東京・板橋区の2歳の女の子です。
釣り客:「ここは安心してくるところじゃないですか」「(Q.家族連れが多い?)多いんです」
柵の間の幅は約15センチ、母親は女の子が柵の間をすり抜けて頭から海に転落したと話しています。
大人から見れば通れないような細い柵の間・・・。女の子は母親から2、3歩離れた場所で柵をつかんだりして遊んでいたといいます。
両親は・・・。
女の子の親:「バシャンと音がしたので見たら、頭から海に落ちるところだった」
ライフジャケットを着ていなかったという女の子・・・。助けようと父親が飛び込みましたが、女の子はすでに40から50メートル沖に流されていたといいます。
当時、横須賀市は台風に変わった温帯低気圧の影響で風が強く、波浪警報、高潮注意報、強風注意報が出されていました。
父親もおぼれたものの、ランニング中の大学生に救出されて無事です。
釣り客によりますと、この辺りは夜もたくさんの人がいるといいます。
釣り客:「夜に狙う魚とかもいるので、あえて夕方から来て夜釣り」「(Q.夜は何が釣れる?)太刀魚とか」
発生から18時間が経ちましたが、いまだ女の子は見つかっていません、警察や消防などが引き続き捜索しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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