アメリカ政府は、不正が指摘され大規模な反政府デモのきっかけとなったベラルーシの大統領選挙から1年になるのに合わせ、ベラルーシへの制裁を強化すると発表しました。

 アメリカのバイデン大統領は9日、ベラルーシのルカシェンコ政権に対して追加制裁を科す大統領令に署名しました。

 選挙で不正を行い、反対意見を封じ込めるため残忍な弾圧を行ったなどと非難しています。

 大統領令の署名を受け、アメリカ財務省はベラルーシのオリンピック委員会や国営企業など17の団体と27人の個人を対象にアメリカ国内の資産凍結やアメリカ人との取引を禁止する制裁を科したと発表しました。

 イギリス政府も9日、航空や貿易、金融などの分野で制裁を強化すると発表しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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