6日の夜、小田急線車内で男が乗客を次々と切り付けた事件に対し、ある声が広がりました。

 6日、小田急線の車内で突如発生した男による切り付け事件を巡り、ツイッターで「フェミサイド」という言葉が話題に。

 フェミサイドとは女性または少女に対する男による殺人。

 女性を理由に標的とされてしまうことを指すのですが、なぜ、今回の事件が「フェミサイド」との声が上がっているのか。

 注目されたのは、殺人未遂容疑で逮捕された対馬悠介容疑者の「電車内を見回して勝ち組っぽい女性を見つけ、狙った」「サークルなどで小馬鹿にする態度を取られたり、出会い系サイトで知り合ってデートしたら途中で断られたり」「6年くらい前から幸せそうな女性を見ると殺してやりたいという気持ちが芽生えていた」という供述です。

 女性を狙った犯行。

 そして、「女性への憎悪」とも感じられる言葉の数々。

 これを受け、ツイッターでは「女性を標的にしている、完全にフェミサイドでしょ」「これはあえて女性を狙ったんだろうな」「なぜ女性ってだけで被害に遭わなきゃいけないの」。

 一方で、「女性への殺人をすべてフェミサイドというのは違うのでは?」「供述の一部だけでフェミサイドに認定しちゃうのはどうかと」という声も。

 実は対馬容疑者は「大量に人を殺せるから電車を選んだ」「誰でもよかった、大量に人を殺したいと思った」という供述も。

 そもそも日本では、あまりなじみのない「フェミサイド」という言葉。

 海外では時に抗議デモが起こることも。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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