台風が温帯低気圧に変わっても、引き続き、暴風や大雨への警戒が必要です。

9日に大雨となった島根県では、午後9時時点で約2300軒が停電しています。

島根・隠岐では、観測史上最大となる24時間で321ミリの雨を観測。午前10時半過ぎには、線状降水帯による非常に激しい雨が降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」も発表されました。

東部では、線路が冠水。一畑電車が一時、全線で運転を見合わせました。

また、転覆した船を元に戻そうとした男性が川に転落し、流されて行方不明になっています。

岡山県倉敷市では、台風に備えて船を沖に出す作業をしていた男性が、海に浮いている状態で発見され、死亡が確認されました。

広島県北広島町では一時、警戒レベル5の『緊急安全確保』が出されました。

突風による被害も相次いでいます。

愛知県豊川市では、建物の一部が吹き飛ばされるなど、約20カ所で被害が出ています。

東京都調布市では、甲州街道沿いの木が突然、倒れました。

15メートルほどもある木は5車線すべてをふさぎ、2台の車が下敷きとなりました。

公共交通機関にも影響が出ています。

東急大井町線は一時、運転を見合わせました。

強風による飛来物によって架線が切れ、電車が立ち往生したということです。

通りかかった人:「電車がちょうどここ通って行く時にプァーンと鳴って、その後『バン!』と音がした。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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