長崎は9日、被爆から76年の「原爆の日」を迎え、核兵器禁止条約の発効後、初めての式典が行われました。
新型コロナ対策で規模を縮小して行われた平和祈念式典には遺族ら約500人が参列しました。
田上富久長崎市長は政府に今年発効した核兵器禁止条約の署名と批准などを求めました。
田上富久長崎市長:「核兵器による惨禍を最もよく知る我が国だからこそ、第1回(核兵器禁止条約)締約国会議にオブザーバーとして参加し、核兵器禁止条約を育てるための道を探って下さい」
菅総理大臣は「『核兵器のない世界』の実現に向けた国際社会の努力を一歩ずつ着実に前に進めていくことは、我が国の変わらぬ使命」とあいさつしました。
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