過去30年で最悪と呼ばれる熱波が襲うギリシャで山火事が相次いで発生し、数千人の住民が避難を余儀なくされるなど被害が広がっています。
ロイター通信などによりますと、ギリシャ各地で3日から熱波による大規模な山火事が発生していて、エーゲ海のエビア島では数千人の住民がフェリーで避難しました。
また、古代オリンピックが開かれたオリンピア遺跡近くや首都アテネ郊外でも山火事が多発していて、当局によりますと、1人が死亡し、少なくとも9人がけがをしました。
ギリシャのミツォタキス首相は「悪夢のような夏」だとし、人命を守ることが最優先だと述べ、救助活動に全力を挙げる考えを示しました。
ギリシャではフランスやイスラエルなどが消火活動に参加しています。
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