日航ジャンボ機の墜落事故からまもなく36年です。夫を亡くした女性が御巣鷹の尾根を訪れました。

 谷口真知子さん(73):「(事故後の36年間は)短かったような長かったような。息子たちももうパパの年齢を超しましたのでやっぱり年月というのは感じますね」

 谷口さんは1985年の墜落事故で夫(当時40)を亡くしました。

 5年前には事故の悲しみのなかで子どもたちが成長していく姿を絵本にしました。

 絵本は英語にも翻訳されました。

 世界でこの事故を語り継いでほしいと願っています。

 谷口さんは7日、カナダの子どもたちに読み聞かせる会をオンラインで開きました。

 谷口真知子さん:「(子どもたちが内容を)分かって『ウルウルしてましたよ』って聞いた時によかったと思いました。この時代ですからオンラインとかでつなげて、広がっていけばありがたいなと思っています」

 谷口さんは、世界中の子どもたちに絵本を読み聞かせたいと思っています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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